オーストラリアの子供たちが自由過ぎる件
こんにちは。
どんぐりです。
今回はオーストラリアの子供たちが授業中どんな感じなのかということをきていこうとおもいます(^^)/
その前に、皆さんのいた学校は、どんなかんじでした?
日本の学校はどんな感じ?
自分は小中学校の頃はまあ普通にやんちゃなこもいましたが、いたって普通の公立学校でした。
高校に至っては、地元の”自称”進学校(公立)に進学しましたので、授業中はいわゆる以下のようなかんじでした。
- やんちゃな子以外はいたって静か。
- 中学校以降、授業中にはのほとんど発表なし。見かねた先生が月と日にちを足して出席番号で発表者を当てる。
- 大体の授業で3.4人寝てる。
- 大体の授業で内職or塾の宿題してる。
とまあ塾の宿題をするとかはほんとに本末転倒だなあと横目に見ていましたが、かくいう自分もスイミングクラブの朝練があったり、夜遅くまで宿題をやっていたりと不規則な生活をしていたため授業中はほとんど寝ていました。本末転倒ですね。
オーストラリアに来るまではこれが普通だと思っていました。
毎日8時25分から朝の会が始まって8時45分から一時間目、六時間目が終わったら部活が始まります。自分はスイミングクラブに入っていたため幽霊部員でしたのであまり部活には詳しくありません。部活が終わったら半分くらい?もっと多いのかな、の生徒は塾に行って10時ごろ家に帰る。
現代の日本の子供たちって大体こんな感じなんですかね。よくわかりませんが。
自分はこんな感じだと勝手に想像しています。
さっき自分は幽霊部員だったといいましたが。”幽霊部員”って言葉だいぶおかしいと重います。
なぜ部活に入ることが強制なのか、中学校の頃からずっと思っていました。最近ではクラブチームで野球やサッカーをしているある学校の子供たちは部活の規則が緩いパソコン部に入っているというニュースを見ました。
それを許すなら部活に入る意味はないんじゃないかと私は思います。完全に生徒の任意でいいのではないかと。最近は現役の教諭にとって部活はかなりの負担だという声も聞きます。
嫌々部活に参加する生徒と、顔には出しませんが嫌々部活に参加する先生。
とても非合理的というか、この間には何の生産性もないんじゃないかと思います。
もちろん部活に熱心に取り組み、成功することの過程や、正しい努力の大切さ、コミュニティーの形成など、部活をすることによって得ることができるものは非常にたくさんあると思っています。
しかし、なにも強制ではなくてもいいですよね。
すみません、話がそれていました。
では、本題のオーストラリアの子供たちが自由過ぎる件について書いていこうと思います。
オーストラリアの学校‼‼
大体こんな感じです。
- やんちゃな子供はノートパソコンとスピーカーを使い爆音で音楽を流す。そのほかの子も基本ずっとしゃべってる。
- 何か疑問があると唐突に先生に質問。ある程度オーガナイズされているクラスだとばんばん手が挙がる。
- 授業中寝る人は一人もいない。
- 授業中に準やんちゃな生徒はスマホゲーム
- 授業中にはリンゴやバナナ、おひるごはんなどほとんどなんでも食べてもいい。
- 授業が始まってからぞろぞろと生徒がやってくる。
とまあこんな感じです。
1に関しては、日本とは全く違いますよね。日本では確実に取り上げられるか、教室からおい出されてしまいます。自分の勤務している学校では、先生が少し音量を下げてくれる?程度でよっぽど授業を妨害するようでなければ取り上げることはありません。自裁に取り上げられる生徒も何人も見てきましたが。
時々自分の知っている曲を生徒が流しているとリズムをとってしまうのでだめだだめだと思っていますが、むつかしいです…。 何回も生徒から「先生もこの曲すきなんや!」と言われました。
2、これは日本では小学校の頃によく見ることができるのではないのでしょうか。しかし、中高と学年が上がるにつれて授業中の発表の機会は徐々に減っていっているように思います。
自分は小中高一貫校で働いているのですが、そんなことはほとんどありません。みんな疑問があれば即発言しますし、それぞれの意見をしっかり発表します。
よく、海外に留学に言った友人から海外の学生はよく発言するが、日本人の自発的な発言は極めて少ないと聞きますし、皆さんもそう思うところではないでしょうか。もちろん、彼らと多くの日本人とでは、言語力に大きな差があり自分の意見はあっても伝えられる言葉にすることが難しいことはもちろんあります。
しかし、幼少期から、授業中にずっとしゃべってもいい場所で生活していた子と、しゃべると怒られ、発言すときには、手を挙げなければいけない環境で生活していた子、どちらが大人になったときに活発することができるでしょうか。これは誰がどう考えても前者ですよね。
もちろん建設的な議論をする際に大事なこともありますが、物事には順番というものがありますから。そもそも意見が出せなければ議論になりませんしね。
3、今の学校で、授業中に寝る子を見たことがありません。これは、オーストラリア人の生活リズムによるものだと思います。このことに関しては、またこんど詳しく書こうと思います。
4、日本では、授業中にデバイスを取り出すとほぼ取上げられてしまうと思います。しかし、前述の通り、オーストラリアではほぼ取り上げられません。まあ、いい面もあれば悪い面もあるといったところでしょうか。
5、これ最高じゃないですか? 学生時代、何度授業中におなかがすいたことか、何度のどが渇いたことか…。この環境に関しては全面的に賛成です。空腹や渇きなどは確実に集中をそぎますし、エネルギー収支に面で見ても、昼食時のみに飲食を限定しているというのは、どいういう根拠のもとでそのような校則ができているのかとても気になるところではあります。
6、こっちで働き始めてびっくりしたことの一つなのですが、今の学校は9時から一時間目が始ますのですが、全員集まっていたことはありません。始まって10分くらいのあいだにぞろぞろと集まってきます。その間に、教室に来た人から漢字やひらがな、カタカナの練習をし始めるといった感じです。
あ、大前提として、オーストラリアには教室というものはなく、数学なら数学の教室、歴史なら歴史の教室がというように、それぞれの先生が教室を持っています。今の学校には日本語の先生が二人いるため、日本語の教室は二つあります。
だいたいこんなかんじですかね。あ、ちなみに部活はありません。
以上、オーストラリアの子供たちが自由過ぎる件でした。